松葉×レモンで、なにが起きるの?
なんだか不思議な式ですが、中津万象園の松葉をめぐるSDGsな取り組みのひとつです。


STORY

ストーリー


01剪定等で出る大量の松葉 
中津万象園は、もともと海辺の松林(防砂林)を活かしたお庭です。
そのため、今もお庭には樹齢数百年の松の大木が多くあり、松葉の落ちる季節や、剪定の時期には、大量の松葉が廃棄物として出てきます。この処分費が、万象園にとって、大きな課題でした。
02これらを利活用する方法は?
大量の松葉の処分費用に頭を悩ませていた時、ある出会いが。
中津万象園の庭師のTさんが、地元の果樹園(三豊市仁尾町。父母が浜で人気のこの町は、みかん、レモンなどの産地として有名です)の『まるく農園』さんとのふとした話の中で、「松葉をグランドカバーとして使ってみてはどうだろう」というアイデアに出会います。
03グランドカバーとして活用
普通、松葉を畑に使う場合は、「土壌が酸性に傾きやすくなる」と言われています。

そのため、まずは畑の隅で寝かせたうえで、レモン畑のグランドカバーとして使用してみると…。想像していたように酸性に傾くこともなく、松葉が分解されてフカフカとしたお布団のようになり、寒さに弱いレモンにとっても、とても具合がいいことが分かりました。そして、そのお布団で2月の厳寒期を乗り越えたレモンは、甘みのあるレモンとして「はつ恋キュンッれもん」という名前でブランド化も。

04 この畑のレモンを、丸亀でレモネードに
その畑で採れたレモンを、今度は中津万象園のある丸亀市の〈𝐓𝐀𝐍𝐆𝐈𝐄𝐑𝐒 𝐂𝐀𝐅𝐄 タンジールカフェ〉で、レモネードに加工。
関東から移住してきたカフェオーナーのアイデアで様々にアレンジされ(たとえば抹茶×レモネード、ミルク×レモネードなど)、多くの方に愛され飲まれています。
𝐋𝐞𝐦𝐨𝐧𝐚𝐝𝐞 𝐒𝐭𝐚𝐧𝐝
𝐎𝐩𝐞𝐧 𝟏𝟎:𝟎𝟎-𝟏𝟖:𝟎𝟎
𝐂𝐥𝐨𝐬𝐞𝐝 𝐨𝐧 𝐌𝐨𝐧𝐝𝐚𝐲𝐬 & 𝐓𝐮𝐞𝐬𝐝𝐚𝐲𝐬
𝐍𝐨 𝐏𝐚𝐫𝐤𝐢𝐧𝐠
南条町1, Marugame, Kagawa 7630046
https://tangierscafe.thebase.in/